病気が原因で現れる可能性がある首が痛いという症状
首が痛いという症状の原因って何?

『寝違える』というのは、不自然な姿勢を取ったり、あるいは首を無理な動かし方をするなどして、頸部の筋肉に負荷がかかって、筋違えを起こすことで痛みの症状が現れることです。
痛みのタイプとしては、筋肉痛にも似たイメージであり、一種の結合織炎(けつごうしきえん)と考えられております。この『寝違え』は、文字通り朝起きた時に発生していることが多いのであります。
※結合織・・・結合組織とも言われ、組織や器官の隙てい間を埋める組織のことです。骨組織や脂肪組織も結合織に含まれます。
以上のように、首が痛いという症状が現れた場合は、寝違えの可能性があるわけですが、しかしながら、首が痛いという症状には何かしらの病気が潜んでいることもあるんですね。
それでは具体的に、首が痛いという症状が現れる病気にはどのようなものがあるのでしょうか?
首が痛くなる病気で考えれること
首が痛いという症状が現れる病気としましては、下記のようなものを例としてあげることができるでしょう。・変形性頚椎症
・頚椎椎間板ヘルニア
・頚椎捻挫(むち打ち)
・後縦靭帯骨化症
・胸郭出口症候群
・頚椎椎間板ヘルニア
・頚椎捻挫(むち打ち)
・後縦靭帯骨化症
・胸郭出口症候群
首が痛いと言っても、寝違え程度の痛みであればまだ良いのですが(あまり好ましいことではありませんが・・・)、例えば安静にしていても痛みがあったり、あるいは少し動かしただけでも激痛におそわれるなどの症状が現れることもあります。
このようなケースでは、肺炎や扁桃腺が原因となって引き起こされる感染症や、癌が転移したという可能性も出てまいります。
首に痛みという症状が現れるまでに至る流れが、肺炎や扁桃腺の腫れが終息してからのものである場合は、頚椎に細菌が侵入して感染症を起こしていることも考えられるでしょう。発熱を伴う首の痛みは、その可能性が高いと言えます。
もし万が一、癌が頚椎に転移してしまいますと、少し動かしただけでも激痛に襲われますし、癌の進行と伴に痺れが現れるようになります。
病院で検査を受けましょう
首が痛くなるという症状は、首や肩周辺の血行不良により疲労物質が蓄積されることで引き起こされるケースが多く、癌の転移などのように激痛にでも襲われないかぎり、放置されることが少なくありません。しかし、もし首に痛みが長引くようであれば、やはり何かしらの病気が原因となっている可能性もありますので、やはり病院に行ってしっかりと検査をしてもらうべきでしょう。