五十肩や肩こりの症状を改善できるメコバラミンの効果
メコバラミンはビタミン12の一種

メコバラミンは、ビタミン12を構成する成分の一つなのであります。さすがにビタミン12の名称は、聞いたことがある人の方が多いですよね。
ビタミン12は、このメコバラミン、アデノシルコバラミン、シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミンと呼ばれる4種類の成分で構成されているのであります。
メコバラミンの特徴って何ですか?
ビタミン12というのは、実は最後に発見されたビタミンであり、それは1948年のことだったんですね。そんなビタミン12の中でも、メコバラミンとアデノシルコバラミンは、活性型のビタミン12であり、人間の体の中では、酵素を補う形で作用することになります。
しかしながらメコバラミンとアデノシルコバラミンを比較した場合、メコバラミンの方が人体の中では非常に活用されやすい活性型のビタミン12と言われているのであります。さらに言いますと、メコバラミンには末梢神経に直接的に働きかけてくれるんですね。
もともと末梢神経というのは、タンパク質やリン脂質などで構成されているのですが、メコバラミンはこれらタンパク質やリン脂質などの生成を促進したり、あるいは痛みそして損傷している末梢神経の修復を図ってくれるのです。
悪循環に陥っている五十肩と肩こり
五十肩や肩こりというのは、肩周辺がどのような状態になっているのかと申しますと、それは下記のような流れに陥っているのであります。(1)長時間同じような姿勢を取り続けることで筋肉が収縮して硬化する。
(2)血管が圧迫されることで血行不良となる。
(3)硬化した筋肉が原因で末梢神経が損傷する。
(4)痛みの症状が現れるようになる。
(2)血管が圧迫されることで血行不良となる。
(3)硬化した筋肉が原因で末梢神経が損傷する。
(4)痛みの症状が現れるようになる。
特に(1)~(3)の流れは、悪循環となって症状は、さらに悪化することになります。そうなると、当然、痛みも酷くなっていくわけですね。この悪循環を何処かで断ち切らなけば、症状を改善することができません。
この悪しき流れを断ち切るために有効となるのが、メコバラミンの存在なのであります。
メコバラミンを含んでいる食材は?
メコバラミンと呼ばれる成分を含んでいる食材と言いますと、「イワシ」「牡蠣」「レバー」などを例としてあげることができますが、しかしながら、末梢神経の修復を図れるほどの量を食材だけから摂取するのは、かなり無理があるでしょう。ということでメコバラミンは、サプリメントからの補給が現実的ということになりますね。日頃から、栄養バランスの取れた食事を心がけながら、サプリメントからメコバラミンを補給することで、五十肩や肩こりの症状を改善できる可能性があるわけです。
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五十肩や肩こりの症状を改善できるメコバラミンの効果
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