ゴルフが原因で五十肩になりますか?
ゴルフは五十肩の原因にはなりません

はっきり申し上げまして、ゴルフは五十肩の原因にはなりません。けっしてゴルフが悪いわけではないんですね。くれぐれもゴルフを悪者にしないで下さい。
ゴルフをやっていたら五十肩になってしまったという人たちの多くは、実はゴルフの初心者さんたちなのです。ゴルフというスポーツは、肩を酷使する要素はそれほどありませんからね。
ゴルフのクラブでボールを打つ時というのは、本来は体全体を使って行うものです。しかしながら、経験のあまりない人というのは、ついつい力んで肩先に力が入ったスイングをしてしまうわけなのであります。
このような初心者の特徴的なスイングが肩に過度な負担を強いることになるわけなんですね。
ゴルフと年齢層が重なる五十肩
ゴルフというスポーツは、40歳代から50歳代の人が始めるケースも目立ちます。それはある程度経済的にも余裕の持てる世代ということもあるでしょう。仕事上の接待ゴルフということも考えられます。また、年齢とともに運動不足からくる健康不安から適度な運動としてゴルフというスポーツを選択することもあるかと思います。
上記のような人たちというのは、まさに五十肩を発症する確率が最も高い世代の人とリンクしてしまうんですね。このこともまた、ゴルフが五十肩の原因となる説を後押ししてしまうわけなんですね。
さらにゴルフは、一度始めてしまうと夢中になってしまう人が多いと言われています。このような方たちの問題点は、多くの場合専門の指導者のもとに練習をするわけではないということです。
40歳代から50歳代という年齢層のゴルフ初心者が、正しいスイングを身に付けることなく打ちっぱなしの練習を長時間行ったらどうなってしまうのでしょう?
これでは、条件的にも五十肩のなるためにゴルフの練習をしていると行ってもよいかもしれませんね。
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